東京都杉並区堀ノ内
分譲マンションのリノベーション/インテリアコーディネート
スケルトンにしてゼロからスタートさせる手法ではなく、この空間の良い意味での空気感を拡大させて、悪い意味での空気感を消していくデザイン手法。フランス人の叔父さんが住んでいた家を姪っ子さんが住むためにリノベーション&インテリアコーディネート。当然リノベーションするので新しく綺麗になります。当然ビフォーの空気感とは全く違く見えると思います。でも、真ん中の大黒柱的なものや欄間など過去の空間のスケール感を残すことで、昔と同じ居心地の良さをキープしてさらに心地よく拡大している。その空間の本質のようなものを今に継承させています。奥の部屋はピンクに見えますが、シーツやラグが反射してピンクに見えているだけで実はグレージュ。その色味も新し過ぎず古過ぎずのバランスを取る役目を果たすカラーのチョイス。モダンとクラシカルの間、女性的と男性的の間、フランスと日本の間、叔父さんと姪っ子さんの間、その存在するのかすら分からない「間」を探しながらデザインしました。
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